マメにやらなくてはと思ってはいるものの後回しにしてしまいます。
毎回反省です。
今回は印刷物になった仕事を一部紹介します。
ポートフォリオでは写真のみの掲載でいたってシンプルですが、完成形はこうなりましたという例をみていただこうと思います。
富士珈機の手廻しロースターのパンフレット。
かつて青山にあった大坊珈琲店の大坊さん監修の焙煎機で、撮影時は実際に豆を焼いていただきました。
ライブを見ているかのような時間の中から切り取られた数枚の写真で構成されています。
富士珈機の仕事に関しては現在進行中のプロジェクトがありますので、完成を待ってから改めて紹介しようと思います。
肥前吉田焼のデザインコンペ受賞作品のパンフレット。
デザイン案を実際の商品として各窯元が焼き上げ、販売まで完結させる企画です。
唐津焼隆太窯 中里隆氏の作陶展のパンフレット。
生活の中で愛用するものとして捉えられるような雰囲気が漂えばと思っています。
同じく中里隆氏の壺展のパンフレット
図録としての役割を果たしつつも、圧倒的な存在感や質感も伝わることを考えながら撮影しました。
和菓子店 鈴懸のパンフレット。
目にされたことのある方も多いと思います。
気がつけば18年お世話になっています。
前回のシリーズは形や面白さに着目したグラフィカルな表現でしたが、原点、本質を考え、お菓子がある風景から抜き出したようなリアリズムを感じられるものにしたいと製作したらこうなりました。
白山陶器 G型しょうゆ差し60周年のビジュアル。
もうメジャーであらゆる手法で撮られ尽くされたプロダクトなので、 素直に直球のアングルで向かい合いました。
あえて自然光を使うことで生っぽさと湿度を纏わせることができたのではないかと思います。